1987-08-24 第109回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号
○渡辺(幸)政府委員 委員御指摘の一九八一年の七月に開かれたオタワ・サミットにおきまして東西経済関係の問題が取り上げられたことは事実でございます。
○渡辺(幸)政府委員 委員御指摘の一九八一年の七月に開かれたオタワ・サミットにおきまして東西経済関係の問題が取り上げられたことは事実でございます。
東西経済関係につきましては、先生御指摘のようにいろいろな実行段階におきまして曲折がございましたし、それから具体的な案件の取り扱いにつきまして、特に石油関係機器の輸出の問題につきましては、米国が国際法上も認められないような管轄権の域外適用という形をとったということもございまして、これに対する各国の反発があったというような事態もございましたので、個々の局面におきましては紆余曲折ございましたけれども、御案内
本会合では、相互依存関係、貿易問題、マクロ経済関係、東西経済関係について討議が行われた。このうち貿易に関しては、経済回復の進行を活用して保護主義的傾向を逆転させ、貿易制限的措置を漸進的に緩和、撤廃していくことの重要性が認識され、このためのフォローアップ、手続の策定について合意がなされた。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 東西経済関係、特に対ソ経済措置については去年以来いろいろと問題が起こってきておることは事実でありますし、アメリカが御承知のように対ソ経済措置を強化したいという考えを持っていることもこれは事実でございます。
他方、東西経済関係につきましては、一昨年以隣、先進国サミットの場で協議されております。今年も五月末にウィリアムズバーグでこの問題が討議されると思います。そこら辺の議論の進め方も検討しなければなりませんが、筋論としては、ただいま私が申し上げたとおり、現実の情勢に変化がない限り、原因に変化がない限り、制裁を解除することはきわめて困難ではないかと思っております。
参加各国の首脳とも、このサミットにおいては同様な問題意識を持って真剣な討議を重ねた結果、将来に向けての協力姿勢を確認し、科学技術、経済政策、通貨、貿易、南北問題、東西経済関係等につき、サミット宣言に示されたような行動の目標を定めることができたことは大きな成果であったと考えております。今後はサミット参加国が協力してサミットの成果を実行に移していくことが肝要と考えます。
各国首脳問、特に米欧間で議論が闘わされた問題に、高金利、通貨等の経済政策と東西経済関係があります。アメリカの高金利により為替相場が不安定となり、このため、不況克服のための景気対策が阻まれているとの指摘から、関係各国が経済、通貨上の協力を強化することになりました。
次に、サミットの成果についてのお尋ねでございますが、私は、サミット参加各国首脳の真剣かつ建設的な討議の結果、将来に向けての協力姿勢を確認し、特に科学技術、経済政策、通貨、貿易、南北問題、東西経済関係等につき、サミット宣言に示されたような行動の目標を定めることができたことはきわめて大きな成果であったと考えます。
第五に、東西経済関係については、西側諸国は、対ソ、東欧諸国との金融関係に関して慎重な配慮をもって取り進めることが合意されました。
でありましたが、私は、世界経済が現在直面する諸困難を乗り越え、将来の展望を切り開いていくためには、われわれは、各国経済の活力の回復と自由貿易体制の維持強化という二大目標に向けて強い決意をもって協力していくことが肝要であることを強調した次第であり、参加各国首脳とも同様の問題意識をもって真剣な討議を重ねた結果、お互いに将来に向けての協力姿勢を確認するとともに、科学技術、経済政策、通貨、貿易、南北問題、東西経済関係等
参加各国首脳とも、同様の問題意識を持って真剣な討議を重ねた結果、お互いに将来に向けての協力の姿勢を確認するとともに、科学技術、経済政策、通貨、貿易、南北問題、東西経済関係等につき、行動の目標を定めることができたことは大きな成果であったと考えております。
○政府委員(加藤吉弥君) 昨年のオタワ・サミットにおきまして、その際に採択されたオタワ宣言の中に含まれているとおり、今後の東西経済関係を進めるに当たっては西側の安全保障の問題についての考慮と関連させて考えるべきである、こういう表現がございます。
昨年のオタワ首脳会談のときに、サミットでございますが、採択されたコミュニケの中にも、今後の東西経済関係を進めるに当たっては、安全保障上の考慮を踏まえてやっていこうという趣旨の一章がございます。こういう前回のサミットの結論を受けまして、来るべきベルサイユでのサミットにおいても、同じような話が恐らく出るのではないか、かように考えております。
○玉城委員 東西経済関係の見通しということから考えまして、ソ連、東欧諸国において製造される工業製品がコメコン域内の経済発展の需要に左右され、自国生産製品をすべて西側諸国への輸出に振り向けることができないという制約があり、ソ連、東欧諸国の輸出構造が不安定であることが東西経済関係の見通しを暗くしているのではないかという指摘がありますが、それはそのとおり理解してよろしゅうございますか。
○国務大臣(宮澤喜一君) ただいま、この間のサンフアン会議におきまするいわゆる東西経済関係についてのお尋ねでございましたので、多少この問題については一般に世上に、誤解とは申しませんけれども、理解が十分でない点があるように私思いますので、ちょっとその点から申し上げさせていただきたいと思います。
後進地域に対する経済の協力、発展という問題につきましては、日本のような立場からいいますと、南北問題においても、あるいは東西貿易においても、東西経済関係においても同じ行き方で考えていいのじゃないか、そんなに思います。